【広島】広島・西川龍馬、オリックスと最長5年総額20億円の大型契約! 3番・左翼任せたぞ【オリックス】

広島・西川龍馬、オリックスと最長5年総額20億円の大型契約! 3番・左翼任せたぞ

 オリックスは22日、広島から国内フリーエージェント(FA)権を行使した西川龍馬外野手(28)との契約に合意したことを発表した。最長5年、総額20億円規模の大型契約で後日、入団会見を開く。外野手は今オフの補強ポイントで打線の中軸を任されるのが確実。「3番・左翼」起用が本命視される天才打者が、リーグ4連覇への切り札となる。

 優勝パレードの前日に、オリックスに朗報が届いた。今オフの補強の目玉だった西川との選手契約が締結したことを発表。最長5年で、出来高などを含めると20億円規模とみられる大型契約で迎え入れることが決まった。

 「やっぱり得点力を上げたいのと、外野のポジションがなかなか決まらなかった。そこが一番大きい。(西川は)天才的なバットコントロールを持っていて、打撃技術は相当高い。チャンスメークもできて、ポイントゲッターにもなる」

 福良淳一GMが獲得に至った経緯を説明した。打順や守備位置を流動的に使い分けるのが“中嶋流”ながら、今季は外野、特に両翼のレギュラーが不在。外野手で100試合以上出場したのは中堅の中川圭だけで、右翼は茶野の79試合、左翼では杉本の78試合が最多だった。22年シーズンまで在籍した吉田正尚レッドソックス)の穴が埋まっておらず、くしくも敦賀気比(福井)の後輩にあたる西川への期待は大きい。

 今季の広島と同様、左翼での起用が濃厚。何よりリーグ2位の打率・305を残した打力は魅力で、中軸、特に出塁と打者を還す両方の役割が求められる3番としての適性が高い。福良GMも「打線に入れたら幅ができていい。監督が考えていろんな組み合わせがあるんじゃないですか」と期待をかけた。

 この日はコメントを出さなかった西川ながら、14日に権利行使を表明した時には「パ・リーグの野球に興味があった。環境を変えて新たな自分探しができたら」と話していた。パを3連覇中のオリックスはまさに望み通りの新天地。4連覇への切り札となるべく、再出発する。

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<ネットの反応>

  • すげえな 5年20億
  • 正尚(吉田正尚)マネーおしまい
  • 夢があっていいね
    ドラフトにしろトレードにしろfaにしろ、オリックスが候補になる選手も多くなるだろう 
  • かつては、FA制度といえばパ・リーグのスターがセ・リーグに行くのが当たり前だった。それが、メジャーに流れるようになり、今度はセ・リーグの選手がパ・リーグを選ぶようになった。

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